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資産運用とペルー個人向け延滞債権投資をつなぐ裏方 - 商品部のペルー出張記(2)-

第2回 <コブランザス紹介編①>

Kobranzas SAC(コブランザス、通称Kobsaコブサ)は、ペルーの営業パートナーです。

コブサは債権回収業の地場資本最大手で、社員数は900名超、リマ中心部の本社と周辺区のコールセンターをはじめ、全国14箇所に拠点を保有しています。

当社とは、看板商品である『小口債務者支援プロジェクト』を組成・運用するための、開業以来の事業提携先です。

 

<小口債務者支援プロジェクトとは>

返済が延滞したローンの回収金を収益とするファンド商品です。

貸付済みのローン(債権)を金融機関からファンド資金で購入し、以降の回収活動をとおして、返済金を投資家への分配に充当します。

延滞債権または不良債権とも呼ばれる返済が滞ったローンは、通常のローンとは回収ノウハウが異なるので、金融機関が大幅に割り引いた価格でまとめて第三者に売却することがあります。当プロジェクトではこうした延滞債権にコブサと共同で投資しています。

 

 

創業者のAna Vera(アナベラ)さんと握手。

弁護士出身のいわゆる肝っ玉お母さん的な人柄で、ときに繊細に、ときに豪快にビジネスを推進します。
 

 

アナベラさんによると、ペルーでは夫婦間のトラブルで女性が社会的に不利な立場に陥ることも多いとのこと。そこでアナベラさんは、シングルマザーなど弱い立場になりがちな女性を時間の融通が利くコールセンターで積極的に雇用し、彼女たちの生活を支えることが自身の社会的使命と考えています。

 

またペルーでは、一般に国民の金融リテラシーが日本と比べても低いため、コブサでは債権の回収をとおして、債務者に債務を返済し経済活動を再開するメリットを説明し、合わせて給料からの天引きなど計画的な返済方法を提案しています。

 

関連ブログ:

《ペルー小口債務者支援プロジェクトブログ第9弾》ペルーにおけるファイナンシャルリテラシーの向上を通じて知名度を上げるKobranzas SAC

《ペルー小口債務者支援プロジェクトブログ第10弾》Kobranzas S.A.Cが行う金融教育から見るペルーの金融事情

 

 

おまけ <ペルーの食事①>
ホテルのビュッフェのメニューは毎日同じことであることを除けば満足のいくクオリティとバラエティ。

 

 

見たことのない果物、グラディナラ(パッションフルーツの一種)

ザクロにと柑橘類を足した味。種ごと食べられる。食感は種を包むプリプリのゼラチン状。かむと種がプチプチ割れる。
 

 

クイ(モルモット)の姿焼き姿

鶏肉と豚肉を足して2で割った味。
 

 

次回は、第3回コブサ紹介編②。クラウドクレジットとコブサの協業内容についてご説明いたします。


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