メキシコについて
今回は、クラウドクレジットの今後の投資先として考えているメキシコについてお話します。
突然ですが、みなさんメキシコについてどのようなイメージをお持ちですか?
日本から遠く離れたメキシコ。観光で訪れたことのない方にとっては、なかなか想像がつかないのではないでしょうか。
学生インターンである私は、メキシコに1年間滞在しておりました。
渡航前は、メキシコといえば一面に砂漠が広がっており、ソンブレロをかぶったおじさんが陽気にマリアッチを演奏しているイメージしかありませんでした。
今回は、1年間メキシコに滞在して発見した、メキシコの意外な特徴を4点紹介します。
1. メキシコ≠砂漠
メキシコは地理的、気候的に非常に多様な特徴を持っています。
北部には乾燥した砂漠地帯があり、一方で南部は湿気があり気温も高く、美しいビーチがあり観光地としても有名です。
私が滞在していた首都メキシコシティは標高が高く、朝夕はひんやりとした気候で、
雨季は毎日のように土砂降りの雨に悩まされていました。
メキシコ=暑い!をイメージしていた私は防寒着を持っておらず、到着早々風邪を引いてしまいました。
2. サボテンがおいしい
メキシコでは当たり前のように食卓にノパルというサボテンが並びます。
日本ではウチワサボテンと呼ばれており、食物繊維やビタミンなどが多く含まれ健康にも良いそうです。
日本には馴染みの薄いサボテンですが、歯ごたえが良くとてもおいしいです。
私も滞在中よく食べていました。
3. 世界1位の肥満国
肥満国と聞いて思い浮かべるのはアメリカ合衆国ですが、
実はメキシコが世界1位の座に君臨しています。
私は現地でガイコツと呼ばれ、もっと食べなさい、というお叱りの言葉を頂きました。
4. 400年以上に渡る日墨交流
日本では日常生活でメキシコ文化に触れる機会は少ないですが、実は日本とメキシコの交流関係は古く、400年以上前に遡ります。
1609年、当時スペイン領であったメキシコの在フィリピン総督が現在の千葉県御宿に漂着し、翌年、徳川家康が船を提供してメキシコへ帰国させたのが日墨交流の始まりだそうです。以来、両国は今日まで友情関係を築いてきました。
また、近年多くの日本企業がメキシコに進出しており、両国はこれからも文化面、経済面でさらに関係を深めていくのではないでしょうか。
いかがでしょうか。皆さんのイメージしていたメキシコと合致する点はありましたか?
今後メキシコに行かれる方は、是非サボテンにトライしてみてください!
参考
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mexico/data.html#05
http://www.nopal-tuna.jp/