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【クラウドクレジットのビジネス】代表杉山のピッチに対するQ&A

皆さんこんにちは、クラウドクレジット株式会社Facebookチームの久保です!

かなり暖かくなってきましたね。

都内ではすでにウグイスが鳴いているところもあります。

さて、今週は先週行われたMorning Pitchで杉山のピッチ後のQ&Aについてご紹介したいと思います。

その前に、弊社のメディア掲載情報についてご報告をしたいと思います。

先日Bloomberg Newsにて掲載していただいた記事を、ペルーのGestion(日本で例えると日経新聞のようなイメージです)でも、紹介していただきました。

下にその画像を掲載します。

なお、Bloomberg Newsの記事についてはこちらをご覧ください。

http://old.crowdcredit.sunny-gem.jp/blog/2014/03/19/bloomberg-news/

また、Facebookページの「ペルーニュース日本語」でも弊社について紹介していただいております。

ペルーニュース日本語Facebookページ

https://www.facebook.com/perunewsnihongo

それでは、Moening Pitchの際のQ&Aの紹介に入りたいと思います。

まず、Morning Pitchの様子についてはこちら

http://old.crowdcredit.sunny-gem.jp/blog/2014/03/21/morning-pitch/

Morning Pitchでは現在金融機関に勤務されている方や金融機関出身者の方から鋭い質問をいくつも頂くことができましたので、弊社が提供準備を行っているサービスについて皆さんにもイメージをお持ちいただくのにちょうどよいと思い、その内容を書きおこしてみました。

最初に、いただいた7つの質問を下記にご紹介しますので、気になった質問がありましたら、ぜひご覧ください!

Q1:ファンドのスキームの詳細を教えてください。

Q2:出資者はどのように集めるのですか?(どういう層の出資者を募るか?)

Q3:ブラジルに投資する既存の投資信託にも8%程度のリターンを目指す商品があることを考えると、Crowdcreditが新興国投資型で目指すという10%という期待リターンはリスクに見合っていないのでは?

Q4:為替リスクは誰が負うのですか?

Q5:為替以外の主要なリスクは何か?

Q6:出資者が途中で解約することはできますか?

Q7:このサービスにより、どういう社会課題が解決されるのですか?

Q1:ファンドのスキームの詳細を教えてください。

A:Crowdcreditというサービスでは基本的には、進出先の国の当社子会社/子ファンドが正常/不良債権を保有し、それを現地の金融機関やサービサーに、サービス契約等を締結して管理してもらう手法をとります。各投資案件に責任財産を限定した子会社貸付を行うという事業に対するファンド出資という形態をとります。

Q2:出資者はどのように集めるのですか?(どういう層の出資者を募るか?)

A:将来的には小口で募ることを予定しているものの当初は比較的大口で募ることを予定しており、過去新興国経済についての勉強会を行った際にはアジアでの事業等に個人で投資を行った方が(アジアは一通り見たということで)ラテンアメリカの投資機会にも興味を持たれているということでいらして頂いたりしており、例えばそういった方を想定しています。

Q3:ブラジルに投資する既存の投資信託にも8%程度のリターンを目指す商品があることを考えると、Crowdcreditが新興国投資型で目指すという10%という期待リターンはリスクに見合っていないのでは?

A: ブラジルに投資した場合に得られる8%程度のクーポン収入というのはインフレを抑えるための高い政策金利によるもので、もちろんキャリーとしてあるに越したことはないものの、これはだいたい為替安によって消えてしまうことが多いです。Crowdcreditの売りは、通貨安で消えて無くならない政策金利プラスαの部分を投資家に提供できることとなっています。

Q4:為替リスクは誰が負うのですか?

A: 案件によって異なります。当初は為替ヘッジのオペレーションを行うということはせず、ストレステストによって当社子会社が為替リスクを負ってもよいといえるくらい当社子会社がマージンをとる案件については、当社子会社が為替リスクを負って投資家に対して円建てでファンドを提供し、そうでない案件については当社子会社は為替リスクを負わず、投資家に現地通貨のリスクを負ってもらうことを予定しています。

Q5:為替以外の主要なリスクは何か?

A:貸付債権の不良債権比率が上昇すること及び当社、提携金融機関/サービサーといった関係各社自身のデフォルト・リスクが主なリスクであると理解しています。ただし、案件によっては提携金融機関等に信用補完を行ってもらい、また貸付債権は当社のバランスシート上に置くため提携金融機関/サービサーが倒産したからといって1円も返ってこないというわけではあり
ません。

Q6:出資者が途中で解約することはできますか?

A:基本的には中途解約が出来ない、いわゆるクローズド型でいきます。貸し剥がしはできないためです。投資期間は基本的には元利均等返済で3?4年程度で考えているため投資家の方には経済状況が厳しい時もサポート頂くことになりますが、その分うまくいっているときはがっつりリターンを得て頂くという仕組みでいこうと考えています。

Q7:このサービスにより、どういう社会課題が解決されるのですか?

A:まず、このサービスを始めたのは、私がロイズ銀行で勤務していた際に、イギリスではリーマンショック後も中小企業の資金需要は旺盛であるものの銀行の預金が足りていないために中小企業にお金が届いていない状況がある一方で日本では慢性的な運用難に陥っている投資家が多く、これらの国をくっつけてしまえばよいと考えたことがきっかけです。先進国だと例えばイギリス、オーストラリアがこういう状況にあります。その上で、このサービスの準備を行う中で、途上国でも事業を行う原資さえあれば収益性の高い事業を比較的簡単に行えて中間層に移行できる人が多くいることに気付き、途上国に投融資した方が高いリターンも期待できてインパクトがあることもあり、サービスの当初では途上国に投融資を行う方に軌道修正しました。基本的には先進国、途上国を問わず、そういう資金不足からお金が行き渡っていない国の事業者の方に資金を届けるサービスになることを目指して参ります。

いかがでしょうか、こちらの質問はMorning Pitchにて実際に一般の方々から頂いた質問になります。

また、今回のQ&Aや弊社HPをご覧になって質問などのある方は

info@crowdcredit.jp

こちらに気兼ねなくご連絡ください。

≪お知らせ≫

弊社では報道関係者のインタビューを随時受け付けております。

代表の杉山にインタビューをご希望される場合は下記メールアドレスに気兼ねなくご連絡ください。

info@crowdcredit.jp

また、弊社では社内の雰囲気をお伝えすることを目的として、会社見学を随時受け付けております。

ご興味のある方は、ぜひ下記リンクよりご連絡ください。

http://old.crowdcredit.sunny-gem.jp/saiyo/

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