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コンプライアンスブログ第3回 「私の労働契約~働き方改革を起こしました!~」

今回は、法務コンプライアンス部長のTADではなく、一部員である私が巷でよく言われている「働き方改革」の実体験を述べてみたいと思います。

 

まず、第1回のコンプライアンスブログで当部のメンバー紹介をしておりましたが、
私は当社に9月に転職してきたので、新メンバーとして簡単に自己紹介をしたいと思います。

 

元々メガバンク系のクレジットカード会社に就職し、約15年勤務。最初は営業部門に配属となり、その後、法務コンプライアンス部へ。前職では在籍期間の約半分を法務コンプライアンスで過ごし、最終的にフロント部門からバック部門まで一通り経験。
様々な法・規制・コンプライアンスの中で如何にプロジェクトを遂行させるかとフロントよりのマインドがちょっと強いことが良くも悪くも持ち味と自負。

 

それでは、そんな私が、以前勤めていた会社とは大きく違う労働契約を当社と締結することになり、大きな改革が起きたことを以下で述べたいと思います。

 

元々、フレックス制や服装規程が自由な勤務形態が世間にあるのは知っていましたが、まさか自分がこの形態の労働契約を締結することになるとは・・・
 
そして、この変化の大きな労働契約を締結し、数カ月が経って、自分でも世間で話題の「働き方改革」が起こったなぁと本ブログを執筆している年の瀬に感じている次第です。
 
では、どんな労働契約を締結し、どんな改革が起こったのか。
特に私に影響が大きかった項目を紹介します。

 

【労働契約の新旧比較】

 

 

【働き方改革によるメリット3点】

1.良い夫アピールがもの凄くできるようになった!

前職では9時就業でも、1時間前には出社する伝統があり、8時には出社していたのですが、そうすると、家を7時前にでる習慣が染みついていました。
これがいきなり、フレックス制となり、11時までに出社すればいいとなりました。
そうすると何時に家を出ていいのかわからなくなるという状態に・・・。
人間、自由になると迷子になるんですね・・・

 

とにかく、この状態になったことで、
(1)朝、保育園に子供を連れていくことができるようになった!
(2)共働きの妻と朝の家事分担ができるようになった!
(3)比較的通勤電車が空いてるので、ストレス大幅減

 

前職の場合、朝の家事は何もしていなかった私が、今では子供の着替え、食器洗い、保育園へ連れていくことが日課となり、良い夫アピールが甚だしい・・・(対妻限定)
 
結局、上記の家事を終わらせて、8時過ぎには家を出るというリズムを構築しました。

 

 

2.いい仕事するぞ!という向上心がもっと強く!

当社の働き方のガイドに「当社は各人の時間価値に重きをおき、効率性を重視した業務の遂行を奨励。(略)プロフェッショナルたる各人の多様な働き方を認めています。」とあります。

・・・!?
これ、もの凄くカッコよくないですか!?
私は当社のこの考え方が大好きでございまして、あらためて自分も頑張るぞ!と向上心を強く持つことができました。(ロジカルではなく、感覚的なことですいません・・・)

 

確かに、社内を見渡してみると、週4日の労働契約の方、週1日だけ在宅勤務する契約の方(残4日は出社)、副業している方、ヒゲを自由に伸ばしてる方等々、実際に多様な働き方をしている方がいるんです!

いやほんとにもう、パラダイムシフトというか、固定観念の崩壊といいますか・・・

3.服装ストレスがない!

私はスーツを窮屈に感じていたので、あまり好きではありませんでした。これが当社入社と同時に、ドレスコードは「清潔感」となり、ジーンズに長袖Tシャツ、ジャケット、スニーカーという格好で出勤できるようになりました。
私にとってはこれだけでも、ストレスがなくなった!と感じています。

先日、数カ月ぶりに前職の同期と飲み会があり、参加してきました。
私の格好は、ジーパン、セーター、コート、スニーカーにリュックで当社では至極普通の格好となっていましたが、会った瞬間の同期の言葉が、
「おいっ!サラリーマンの刀であるネクタイはどうしたっ!?」
「お前はおっさんの浪人生か!?」
「おいっ!俺たちスーツ組を上から目線でみてるだろ!?」
と、色んなことを第一声で言われました。

 

後々わかりましたが、どうやら同期はスーツではないことが羨ましかったようです。
私と同様、スーツにストレスを感じているサラリーマンも少なからずいるんですね 笑

しかし、「ネクタイが刀」って・・・
そして、「浪人生」の服装の定義って何??・・・
もはや「上から目線」とか意味が分かりません・・・

とまぁ、ここまで色々述べてきましたが、私の「働き方改革」は、結果的に転職による労働契約の変更で起こすことができました。

 

また、メリットばかり述べて、デメリットに触れていませんので、少し触れたいと思います。
当社はやはりベンチャーですのでまだまだ未完成な点も多々あり、私の所属する法務・コンプライアンス部もメンバー全員で完璧を目指して頑張っていこうと話しています。
こういう点が人によってはデメリットと感じることもあると思いますが、幸い私個人的にはその点も含めて転職した且つ運よく良いメンバーに恵まれましたのでなんら問題ないんです!(明日からみんな私に優しくしてくれるはず!)
ということで、私にとっては転職による働き改革でのデメリットは大したものはありませんでした・・・
みなさまの「働き方」はいかがでしょうか。
当然、色々な「改革」の起こし方はあると思います。
転職をしなくても、まずはご自身がどのような労働契約を締結しているのか見直してみてはいかがでしょうか。
今まで当たり前であった事がガラッと変わる可能性もありますよ!
 
 
以上、私の働き方改革でした。

 

 


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