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香港で開催されたGlobal Fintech Investment Summitに参加しました!

皆さん、初めまして。CFOの坂本です。入社して1週間足らずでまさかの、ですが、7/9-10と香港で行われたLendit(2012年、NY発のフィンテック業界団体)のAMTD Global Fintech Investment Summitに杉山CEOと参加してきました。

 

 

今回のイベントに参加する我々の目的は主に2つで、①当社の資金調達のための潜在投資家の発掘、②新ファンド組成のためのビジネスパートナーの発掘です。当該イベントは数あるフィンテック関連で最大級(参加企業は100社超、参加人数1,000人以上の規模)当社は日本企業として唯一の参加(しかもご招待された!)となります。

初日は日中に移動し、グランドハイアットで行われたディナー兼交流会に参加。

 

 

本番は明日ということで、参加人数は20人程度でしたが、各国のソーシャル(P2P)レンディングのトップ、機関投資家等が集まりフレンドリーな雰囲気でした。

意外だったのは、フィンテックは新しい分野なので若い方ばかりかと思いきや、いわゆる「Old School」で揉まれた百戦錬磨の方ばかりで、杉山CEOと当職が(おそらく)最年少だったことです。

しかし、皆さんベテランだからといっておとなしいわけではなく、非常にエネルギッシュで喋る喋る(笑)。

米国で複数の銀行を経営していた大物投資家の方に「アジアのフィンテックは中国ではなく日本がリードしないといけない。あれだけの資金量があり、異常な低金利なのは世界中見渡しても日本だけで、市場のポテンシャルは非常に高い。」と発破をかけられ、杉山CEOと当職もそれに応じる形で積極的に意見交換・ネットワーキングを行いました。(余談ですが、ここからの夜景は非常に綺麗でした!)

 

 

2日目は、参加企業ごとにブースが割り当てられ、30分単位でセッションをしていきます。

 

当社にご興味を持って頂いた先も10社以上あり、基本的にぶっつづけで面談を行います。さらに空いた時間を活用して、めぼしい企業のブースに飛び込み営業をかけます。

 

今回は特にオーストラリアのP2Pレンディングプレーヤーが豊作でした。

各社とも最近許認可を得て(オーストラリアでの許認可取得は日本以上に時間がかかるとのこと)ファンドサイズが大きくなりつつあるフェーズで、国内だけでなく海外の投資家から資金を呼び込みたいというニーズが旺盛です。

オーストラリアへの投資機会は当社ではまだ提供できていないので、渡りに船ということでパートナーシップを組めないか初期的に意見交換し、当社のファンド組成チームにつなぐ予定です。

数時間に及ぶ個別セッションのあと、杉山CEOがプレゼンテーションに登壇しました。

大トリということに加え、日本から唯一の参加企業ということで注目度は高いようで、遅い時間にも関わらずオーディエンスは多め。

 

 

杉山CEOが流暢な英語で当社のビジネスモデル・現在の状況・今後の戦略を説明した後、「日本代表として、P2Pレンディング業界のみならずフィンテック業界を盛り上げていきます。Grow Together!」(一部邦訳)という言葉で締めくくると、会場からは万雷の拍手が巻き起こりました!

 

 

最後にホテルの近所にあるステーキハウスでカクテルパーティーに参加し、関係者と軽く交流して我々は先においとまさせて頂きました。

総括になりますが、Lenditのイベントに参加して非常に良かったと思います。

世界のFintechの最先端を走っている方達の話は、日本という島国に閉じこもっていることが勿体ないくらい、ビジョンが大きくてとにかく刺激的でした。

冒頭で当社が日本で唯一の参加企業であることを述べましたが、誇らしい一方で非常に残念に思います。

香港という場所(物理的に暑い)と、今回お会いした方々の熱気に当てられて、当社が今後も発展していくように全力を尽くしますので、皆様応援よろしくお願いします!


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