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ソーシャルレンディングがミドルリスク・ミドルリターンといわれる理由

コミュニティブログ > 社長 杉山智行のブログ

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私たちクラウドクレジットでは世界のローンに投資を行う機会を日本の個人投資家の方に2014年6月以来ご提供してきていますが、日本でもローンに投資を行う個人投資家の方が近年増えてきました。

 

日本ではこれまでも個人投資家の方が個人向け社債に投資を行うことが頻繁に行われており、近年はソーシャルレンディング投資を行うことが広がってきていますが、そもそもローン(や社債)に投資を行うとどういうことが起こり、どのように資産が増える(または減ってしまう可能性がある)ものなのでしょう。

 

 

利息収入を得て利益をだせるかローンや社債がデフォルト(利息の支払いや元本の返済が滞ること)して損失がでてしまうか - それだけでは丁半博打になってしまうので、もう少しその損益のでかたを一般化してみてみます。

 

 

ローン・ポートフォリオの資産価値の推移は

利息収入で利益を得るかデフォルトで損失を被るかの丁半博打に一見みえるローン投資ですが、実際にはその損益のパフォーマンスは以下のように分布するといわれます。

 

例として、パフォーマンスが上の図の分布に従う13種類のローンに投資して30年間運用すると、以下の図のように定期的にデフォルトを経験することになります。

 

 

この例では毎年のように元本割れを起こしてしまっているローンがあり、数年に一度、デフォルトで3割やときによっては5割くらいが棄損してしまっているローンもあります

 

上図のパフォーマンスのときの各ローンの資産価値の増減の推移は、以下の図のようになります。

 

各種類のローンが、資産価値が増えたり減ったりしながらも基本的には増えていっているようにみえます。

 

これらのローンを束ねたポートフォリオ全体の資産価値の増減の推移は、以下の図(青の実線)のようになります。

 

上の図の黄色の点線は資産が6%程度の複利で増えた場合を示していますが、シミュレーションで長期的に6%程度のリターンをだしたポートフォリオの価値の増えていき方は、その過程でそこからそれほど乖離していません。

 

13種類程度のローンへの分散でも、個々のローンで定期的にそこそこ大きなデフォルトを被っても他のローンの利息収入で損失をカバーできることが多く、そこそこ大きなデフォルトが発生した年が少なくないわりには、ポートフォリオ全体では大きな損失をだしている年はほとんどないことがわかります。

 

これが、ソーシャルレンディング投資がハイリスク・ハイリターンではなくミドルリスク・ミドルリターンといわれる所以です。

 

なお、上のシミュレーションでは、13種類のローンのうち7種類が円建て、5種類がユーロ建て、1種類がドル建てとしており、想定為替レートは以下の通りとしていました。

そして上の試行を1000回行うと、試行の3分の1くらいは30年間のリターン(年率換算)は5%~6%のところに収まりました。

 

また一番パフォーマンスが悪かったものでも、30年間のリターン(年率換算)は3%~4%程度で、当初の投資金額を割ったものはありませんでした。

 

シミュレーション機能を、クラウドクレジットのマイページに組み込みます

今回のブログでは、

  • ・ローンに投資を行う際も、株式投資を行うときと同様に分散投資がとても大切
  • ・きちんと投資対象が分散されていれば、ローン投資は肌感覚と比べて大幅な損失を被るリスクはかなり小さい

 

ということをご紹介するために上記の簡単なシミュレーション結果をご説明しましたが、これはクラウドクレジットのファンドに出資をいただいたりソーシャルレンディング投資を行ったりすればほぼ確実に5%~6%のリターンを長期的にあげられる、ということを期待いただくものではありません。

 

上記のシミュレーションでは非常にシンプルな仮定をいくつもおいており、

  • ・各種のローンを30年間(!)期待リターン年利11%で運用できると仮定している
  • ・まったく同じパフォーマンス分布が各種のローンに用いられている
  • ・各種のローン間の相関係数が設定されていない
  • ・そもそも仮定したパフォーマンス分布は妥当か

 

…等々の問題がざっとみてもあるなど、「ローン投資における資産価値の推移の大枠」を大雑把にご理解いただくための非常に簡易なものです。

 

ただし、今後クラウドクレジットではこの各種ロジックをより精緻化し、シミュレーション機能のベータ版を今年(2017年)の上半期に公開し、より一層ロジックを精緻化したものを年内に公開することを目指して現在開発を行っています。

 

個人投資家の方が長期投資を実践するに当たってのキモは、根拠がないところでは過度にリスクを意識してしまわないことですので、私たちはポジション一括管理機能に加えてシミュレーション機能の実装も行うことで、より多くの日本の個人投資家の方に長期投資、ローン投資を行っていただければと願っています。

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