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【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト7号 運用状況報告掲載のお知らせ

  • 2017年6月15日

     

    【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト7号

    運用レポート

     

     

     表記ファンドはこのたび満期償還期日を迎えましたが、別途お知らせの通り、運用期間を延長させていただきます。そのうえで、現時点におけるファンドの運営状況をご連絡申し上げます。

     

    投資資金総額                    :31,550,000円

     

    === 運用開始時の状況 ===

    子会社貸付実行日                                                    :2016年10月19日

    子会社貸付金額                                                     :EUR 275,786.71

    適用直物EURJPYレート                                         :114.40

    当初子会社貸付期間                                            :2016年10月19日から2017年5月25日

    資金運用日数                                                  :218日

    子会社貸付金利(年利)                                          :14.9%

     

    === 2017年5月25日時点の状況 ===

    予定子会社返済利息額                                               :EUR 24,542.75

    実現子会社返済利息額                                               :EUR 24,542.75

    予定元本返済額                                                  :EUR 275,786.71

    実現元本返済額                                              :EUR 248,848.52

    未返済の元本額                                           :EUR 26,938.19

    子会社負担外為両替手数料                                      :EUR 0.00-

    出資者返済原資                                                 :EUR 273,391.27

    適用直物EURJPYレート                                         :112.70

    運用手数料                                             :JPY 236,625.-

    円貨換算出資者返済原資                                          :JPY 30,573,380.-

    累計分配総額(当初出資金比率)                              :EUR 273,391.27 (99.13%)

    円貨累計分配総額(当初出資金比率)        :JPY 30,573,380.- (96.90%)

     

    ファンドの実現収益率             :最終的な元利金償還を終えるまで未定

    募集時期待利回り        :12.2%(計算期間:2016年10月28日~2017年5月31日)

     

     

    【運用者コメント】

     本ファンドは、エストニア子会社が投資家様からご出資いただいた資金で参加しているカメルーンのトレードファイナンス事業に延滞が生じ、ファンド帰属財産の全てを回収できていないことから、運用期間の延長をいたしました。なお、カメルーンの現地パートナーであるOvamba Cameroon Solutions Sarl(以下「オバンバ社」)から本営業者のエストニア子会社への未返済額はEUR 33,450.18となっております。また、本営業者からエストニア子会社に貸し付けたローンの未返済元本はEUR 26,938.19です。

     オバンバ社は、延滞が生じている資金需要者3社(以下ここでは「A社」、「B社」、「C社」とする)に対するトレードファイナンス契約においては、各社が買戻しできなかった財産物を市場売却することや、資金需要者との資金返済交渉を通して未回収となっているトレードファイナンス残額の回収を図ってまいります。

     一方で、かかる回収事業には一定の時間が必要になるため、先月末にご通知いたしましたとおり、本営業者である当社は延長期間を6ヶ月、延長後の最終期を2017年11月とさせていただき、今後もオバンバ社は回収事業を継続し、当社は回収事業を注視してまいります。回収事業が迅速に進み、すべての財産の回収が2017年11月より前の期に完了したときには、その期をもって本ファンドの運用は終了いたします。

     

     

    【A社から購入した財産の状況】

     カメルーンにてトレードファイナンス契約の買戻しを履行できなかったA社は、オバンバ社からEUR 84,274.81 (このうちEUR 15,258.99が本ファンドの参加持ち分)の資金調達をする際に、A社が保有、または購入し海外から輸送されてくる商品在庫(ガラス製品)をオバンバ社宛てに売却いたしました。売却当初オバンバ社はEUR 176,002.31の資産価値があると試算しておりましたが、一部の資産が輸入手続き中ではあるものの輸入時の関税が未払いとなっていて税関からの出庫ができてないことや、市中の倉庫にある在庫の一部についてもA社が税金の滞納をしたことで税務当局から差し押さえられてしまったことから、現在EUR 61,221.37分だけがオバンバ社の管理下にあります。

     このたびA社が買戻し契約を履行できなかったため、オバンバ社はこの商品在庫を市場売却することで買戻し契約が不履行になっている資金EUR 84,274.81(このうちEUR 15,258.99が本ファンドの参加持ち分)の資金回収を図りますが、オバンバ社の管理下にある財産物の資産価値が十分ではないことから、税関から出庫できていない資産や税務当局に差し押さえられた資産の代替となる現金または資産の回収も図ります。しかしながら不履行になった金額をすべて回収することは難しい見通しとなっております。

     なお、A社はドゥアラ(カメルーン最大の商業都市)でガラス製品を法人、個人に販売する業者です。

     

    【A社から購入した財産の状況】

     A社はガラス製品を中国から輸入し、カメルーン国内の法人、個人に販売しております。しかし昨年12月にカメルーンに輸送される予定であった積み荷が輸送の遅れによって本年2月まで届かなかったため、ほぼすべてのA社法人顧客はA社以外から仕入れを完了してしまいました。また、一部の商品在庫を販売して得た資金は本来オバンバ社に対する買い戻しの原資として使われるべきでありましたが、A社はその資金を追加の商品輸入に充てておりました。その結果、A社は過大な商品在庫を抱えることになったうえに、個人顧客への販売でも見込んでいた販売量を達成できず売上が減少したために資金不足におちいり、オバンバ社に対して買戻しができなくなりました。オバンバ社は商品在庫であるガラス製品の売却を進めるとともに、A社から取得可能な資産を探して資金回収を図っております。

     

    【B社から購入した財産の状況】

     カメルーンにてトレードファイナンス契約の買戻しを履行できなかったB社は、オバンバ社からEUR 45,801.53(このうちEUR 22,900.76が本ファンドの参加持ち分)の資金調達をする際に、B社が保有している商品在庫(食用油、缶詰等)をオバンバ社宛てに売却いたしました。しかし当該商品在庫は食料品であることから、実際に販売を行うB社の店舗にて保管・管理をしておりました。

     上記管理下において、B社の店舗があるカメルーン南西州では、英語圏地域における反政府勢力の活動が活発化し、著しい治安悪化に見舞われました。B社は、このような状況では当該地域での営業が不可能となり、店舗を閉めて休業せざるを得なくなりました。オバンバ社では、このような食料品を買い取る場合には在庫が販売される都度新しい商品在庫をオバンバ社の財産物として補充することで取得した財産物が消費期限を超えないよう管理しておりました。しかし、店舗が休業となったために在庫の入れ替えも不可能となり、消費期限内に取得した在庫商品の販売を行うことができませんでした。

     このたびオバンバ社はB社と協議を行った結果、消費期限を超えて価値の毀損した商品在庫に係る損失はB社が負担する事を合意しており、またB社が保有する運搬車両と現在輸入中の食料品をオバンバ社に新たに差し出すことで価値の毀損した商品在庫の代替とする事をB社より提案されております。

     オバンバ社は代替として差し出された運搬車両と食料品を市場売却するか、B社の他の営業活動での収益から現金の返済を受けることで買戻し契約が不履行になっている資金EUR 36,054.43(このうちEUR 18,027.21が本ファンドの参加持ち分)の資金回収を図ります。しかしながら不履行になった金額をすべて回収することは難しい見通しとなっております。

     なお、B社は食料品を輸入し国内で販売する業者です。

     

    【B社が財産買戻しをできなかった理由】

     B社は食料品の輸入販売を行う会社ですが、上述の通り、カメルーン南西州において現政権の英語圏への弾圧に端を発した反政府勢力の活動の活発化による治安の急激な悪化により、現地において店舗休業をせざるを得なくなってしまったことから資金繰りが悪化したため、オバンバ社に対する買戻しができなくなりました。

     

    【C社から購入した財産の状況】

     カメルーンにてトレードファイナンス契約の買戻しを履行できなかったC社は、オバンバ社からEUR 38,167.94 (このうちEUR 12,436.12が本ファンドの参加持ち分)の資金調達をする際に、C社が保有する商品在庫(塗料)をオバンバ社宛てに売却いたしました。現在オバンバ社によるとEUR 41,770の資産価値があると試算されております。

     このたびC社が買戻し契約を履行できなかったため、オバンバ社はこの商品在庫を市場売却することで買戻し契約が不履行になっている資金EUR 13,623.66(このうちEUR 163.98が本ファンドの参加持ち分)と不履行期間中に生じている経過利息分の資金回収を図る一方で、C社からは7月末までの支払い延期を提案されており、市場売却に時間がかかると判断された場合はC社からの提案を受け入れて資金回収を図ります。

     なお、C社は塗料を輸入しカメルーン最大の商業都市ドゥアラやその周辺地域で販売する業者です。

     

    【C社が財産買戻しをできなかった理由】

     C社は塗料の販売を行っておりますが、その売れ行きには季節変動があることから販売が低調になっております。それに加えてC社の大口顧客から支払いが遅れておることから、資金不足となりオバンバ社に対する買戻しができなくなりました。

     

     本営業者は、カメルーンにおける財産の回収が完了するまで、オバンバ社と協力しながら投資家様の利益最大化を図ります。投資家のみなさまにはご心配をおかけいたしますが、今後ともカメルーン中小企業支援プロジェクトへのご理解・ご支援を賜りたく、お願い申し上げます。

     

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    <会社概要(クラウドクレジット株式会社)>

    【代表者】杉山智行         【設立年月日】2013年1月

    【資本金】3億5275万円       【URL】https://crowdcredit.jp/

    第二種金融商品取引業
    関東財務局長(金商)第2809号
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