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【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト5号 運用状況報告掲載のお知らせ

2017年3月15日

 

【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト5号

運用レポート

 

 表記ファンドはこのたび満期償還期日を迎えましたが、別途お知らせの通り、運用期間を延長させていただきます。そのうえで、現時点におけるファンドの運営状況をご連絡申し上げます。

 

 

投資資金総額           :35,050,000円

 

=== 運用開始時の状況 ===

子会社貸付実行日                  :2016年8月15日

子会社貸付金額                       :EUR 309,355.69

適用直物EURJPYレート    :113.30

適用先物EURJPYレート    :112.5265

当初子会社貸付期間             :2016年8月15日から2017年2月25日

資金運用日数                             :194日

子会社貸付金利(年利)   :14.9%

 

 

=== 2017年2月25日時点の状況 ===

予定子会社返済利息額    :EUR 24,499.28

実現子会社返済利息額    :EUR 24,499.28

予定元本返済額                    :EUR 309,355.69

実現元本返済額                    :EUR 291,867.62

未返済の元本額                    :EUR 17,488.07

出資者返済原資                    :EUR 316,366.90

適用直物EURJPYレート  :112.16

運用手数料                                :JPY 175,250.-

円貨換算出資者返済原資 :JPY 35,309,499.-

ファンドの実現収益率      :最終的な元利金償還を終えるまで未定

募集時期待利回り                 :12.0%(計算期間:2016年7月31日~2017年3月5日)_

 

 

運用者コメント

 本ファンドは、エストニア子会社が投資家様からご出資いただいた資金で参加しているカメルーンのトレードファイナンス事業に延滞が生じ、ファンド帰属財産の全てを回収できていないことから、運用期間の延長をいたします。なお、カメルーンの現地パートナーであるOvamba Cameroon Solutions Sarl(以下「オバンバ社」)から本営業者のエストニア子会社への未返済額はEUR 23,579.81となっております。また、本営業者からエストニア子会社に貸し付けたローンの未返済元本はEUR 17,488.07です。

 オバンバ社によれば、延滞が生じている資金需要者(以下ここでは「A社」とする)に対するトレードファイナンス契約においては、A社が買戻しできなかった土地及び建物といった不動産を市場売却することで未回収となっているトレードファイナンス残額の回収を図ってまいります。

 一方で、かかる回収事業には一定の時間が必要になるため、本営業者であるクラウドクレジット株式会社は延長期間を6ヶ月、延長後の最終期を2017年8月期と決定しました。カメルーンでの回収事業が迅速に進み、すべての財産の回収が2017年8月より前の期に完了したときには、その期をもって本ファンドの運用は終了いたします。

 

 

 

A社から購入した財産の状況

 カメルーンにてトレードファイナンス契約の買戻しを履行できなかったA社は、オバンバ社からEUR 76,335.88 (このうちEUR 38,167.94 が本ファンドの参加持ち分)の資金調達をする際に、A社が保有する土地及び建物をオバンバ社宛てに売却いたしました。現在オバンバ社によるとEUR 328,244の資産価値があると試算されております。

 このたびA社が買戻し契約を履行できなかったため、オバンバ社はこの不動産を市場売却することで買戻し契約が不履行になっている資金EUR 47,159.61(このうちEUR 23,579.81が本ファンドの参加持ち分)と不履行期間中に生じている経過利息分の資金回収を図ります。

 なお、A社はカメルーンと隣国のチャドでパーム油を運搬・供給する業者であります。

 

 

 

カメルーン資金需要者が財産買戻しをできなかった理由

 カメルーンにてトレードファイナンス契約の買戻しを履行できなかったA社は2016年11月までは順調に買戻契約を履行していました。しかし、2016年11月にチャドとの国境近くにおいてパーム油の輸送に使用していた大型トラックが故障したことで、営業活動に支障が出始め資金繰りが悪化しました。当初はトラックの修理を何度か試みたものの思うようには修理できず時間とコストを浪費することになってしまいました。またA社は現金の対価として在庫であるパーム油をオバンバ社に売却することを提案してきましたが、オバンバ社にパーム油を保管・管理する機能がなく資産価値を保つことができないため、提案を却下し不動産売却の手続きを進めることになりました。

 

 本営業者は、カメルーンにおける財産の回収が完了するまで、オバンバ社と協力しながら投資家様の利益最大化を図ります。投資家のみなさまにおかれては、今後ともカメルーン中小企業支援プロジェクトへのご理解・ご支援を賜りたく、お願い申し上げます。

 

※他商品や他号のレポートはこちらのページよりご覧いただけます。
 

 

 

<会社概要(クラウドクレジット株式会社)>

【代表者】杉山智行         【設立年月日】2013年1月

【資本金】1億9525万円       【URL】https://crowdcredit.jp/

第二種金融商品取引業
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