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【為替ヘッジあり】欧州3か国個人向けローンファンド5号(ハイイールド型) 契約期間延長のお知らせ

運用状況 > 欧州3か国個人向けローンファンド

2017年6月30日

 

【為替ヘッジあり】欧州3か国個人向けローンファンド5号(ハイイールド型)

契約期間延長のお知らせ

 

 投資家のみなさまにおかれては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

 さて、表記ファンドは匿名組合契約書第4.1条2項にて、本件匿名組合契約の有効期間は2017年6月末日までとしておりました。しかしながら本営業者は、以下に述べる事由により、同項但し書きにあります契約期間延長を行います。

 

【契約期間延長の事由】

 本件匿名組合契約に基づく出資金は本件営業者子会社(Crowdcredit Estonia OÜ)に貸し付けられたのち、Bondora ASが運営するP2Pレンディングマーケットプレイスを通じてスペイン、フィンランド共和国及びエストニア共和国の個人向けローンを8つのリスクグレードに分類し、その中から最もリスクの高いグレードのローンに投資してまいりました。しかしながら、2016年12月期にご報告申し上げた延滞債権の発生と延滞期間の長期化が2017年6月時点においても継続しております。本件営業者のエストニア子会社は、現地パートナーであるBondora ASを通して、延滞している債権回収額の最大化を図るとともに、長期間の延滞を継続する債務者に対して法的措置を含めた対応をとっております。このような状況下においては債権の回収に相応の時間を要することや、エストニア子会社が保有する債権に貸倒れの可能性が上昇しており、未返済となっている出資金全額の返金を直ちに行うことは難しくなっております。

 

 かかる状況に鑑み、本件営業者は本件匿名組合契約の契約期間を6ヶ月延長し、2017年12月末日までを更新後契約期間といたします。また、本ファンドシリーズはすでにご報告申し上げているように、各号のユーロ貨による最終的な投資倍率が可能な限り等しくなるように按分していることから、現地での回収状況が大きく改善しない限り、更新後契約期間内(2017年12月末日まで)に出資金をすべて返金することは難しい見通しとなっております。このような状況に鑑み、本営業者は、出資者様から同意を得て2018年1月以降も本件匿名組合契約の契約期間を延長し回収を継続することも視野にいれております。

 

 本営業者は、2017年6月期分としてすでに日本に着金した出資金を2017年7月に分配する予定で、その際により詳細な運用報告をさせていただきます。また残余財産については継続して回収を進めていき、分配可能な資金を毎月分配させていただきます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 

 

<会社概要(クラウドクレジット株式会社)>

【代表者】杉山智行         【設立年月日】2013年1月

【資本金】3億3275万円       【URL】https://crowdcredit.jp/

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