リトアニアオンライン金融事業者支援ファンド1号
基本データ
基本データ
貸付通貨 | :ユーロ建て |
期待利回り (貸付通貨建ての年利) | :7.0% |
投資倍率(貸付通貨建て) | :1.120倍 |
※期待利回り (貸付通貨建ての年利) は運用手数料差し引き後の数字です
※期待利回り (貸付通貨建ての年利) の計算期間は、グループ会社貸付実行日から匿名組合契約の終了日までとしています
※通貨の動きや当社の見解については こちら をご確認ください
※期待利回り、投資倍率の定義の確認は こちら をご確認ください
分配方法 | :元本満期一括(利息については満期時を含め4回払い) |
初回分配予定 | :2019年11月 |
最終分配予定 | :2021年1月 |
運用期間(予定) | :21カ月 |
運用終了予定年月 | :2020年12月 |
販売手数料 | :0円 |
運用手数料(当初出資額割合) | :2.6% |
※運用手数料(年率換算) | :1.5% |
※手数料は運用開始時にご負担いただきます
最低投資金額 | :10,000円 |
投資単位 | :10,000円 |
当初販売金額 | :1,000万円 |
募集開始日 | :2019年3月11日 |
募集終了日 | :2019年3月26日 |
※募集総額に達した場合、早期募集終了となる場合があります
※投資家様からの応募金額が少ない場合は、成立しない場合があります
募集終了後の分配までの期間イメージ
グループ会社貸付 | :2019年4月 |
グループ会社返済完了 | :2020年12月 |
分配完了予定 | :2021年1月 |
※営業者は募集期間終了後、原則として6営業日以内に速やかにグループ会社貸付を実行します
このファンドのリスク
貸付金、購入債権の回収リスク・仲介業者の信用リスク
ファンドの資金は、海外の資金需要者に対する貸付または貸付債権の購入に充てられます。個々の事情や経済情勢等により資金需要者からの返済が予想通りになされなかった場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされ、お客さまへの分配額の減少や分配の遅延などが生じるおそれがあります。
また、仲介業者の当該業務の遂行が困難ないし不可能となった場合に、収益の減少または費用の増加がもたらされるおそれがあります。
資金需要者:
・リトアニア共和国に籍を置く個人向けローン事業者社BA
・購入した債権の債務者
仲介業者:
・資金需要の開拓、審査・貸付及び管理・回収業務委託先のジョージアの会社 Creamfinance Georgia LLC
・債権購入の仲介業者 AS Mintos Marketplace
・クラウドクレジット株式会社グループ(クラウドクレジット株式会社、クラウドクレジット・ファンディング合同会社、Crowdcredit Estonia OÜ)
為替リスク
為替レートの変動によって分配金は増減します。
・円/ユーロのリスク
ファンドスキームに関わるリスク
関係各国の法制(各国間における租税条約や税制を含む)に従い、複数の関係者における業務の連携を伴うスキームを基盤としています。そのため、関係国における政治経済情勢の変動や法制の変更、関係者における業務遂行の困難・不可能等によりスキームが十分に機能しなかった場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされ、お客さまへの分配額の減少や分配時期の遅延などが生じるおそれがあります。
・日本・エストニア共和国・リトアニア共和国・ラトビア共和国・ジョージア
その他のリスク
その他のリスクやリスクの詳細等は同ページにある「契約締結前交付書面」に記載しております。必ずご確認ください。
すべてのファンドのこれまでの運用実績や運用状況は こちらのページ よりご確認いただけます。
営業者・募集取扱者について
営業者 | :クラウドクレジット・ファンディング合同会社 |
募集・私募取扱業者 | :クラウドクレジット株式会社 |
※クラウドクレジット・ファンディング合同会社とはクラウドクレジット株式会社の100%子会社です
商品紹介
責任者からのご案内
BB社グループのスタッフと弊社担当者(左端)
本ファンドでは、リトアニアで消費者金融事業を行うBA社に対して、クラウドクレジット・ファンディング合同会社のエストニアグループ会社(Crowdcredit Estonia OÜ) が貸付を行います。
✔ 運用期間21か月、期待利回り7.0%のユーロ建投資
✔ ヨーロッパとアジア地域10ヵ国以上でオンライン消費者金融事業を順調に拡大中のBB社グループのリトアニア法人BA社に対する貸付
✔ 安定した経済成長を続けるバルト海沿岸国リトアニアにおいて、より多くの人々の日々のお金のニーズに対応するための資金
【リトアニアとは】
リトアニアはヨーロッパの北東部に位置するバルト三国の中で最も南の国です。中世の色彩を残した美しい街並みを求めて、日本からも多くの観光客が訪れています。そして、第二次世界大戦中ナチスの迫害からリトアニアに逃れてきたユダヤ人に対して杉原千畝氏が「命のビザ」を発給し、何千もの人々の命を救ったことでも知られています。
経済面では、リトアニアは1990年にソ連からの独立を宣言してからは目覚ましい成長を遂げ、2000~2007年にはエストニアとラトビアと共に「バルトの虎」と呼ばれる急速な経済成長を達成しました。2008年のリーマンショックで打撃を受けましたが、2011年以降は回復基調に戻り、実質GDP成長率は現在2~3%台で推移し安定した経済成長を続けています。リトアニア政府が発行する国債の格付は「A」(Stable)となっています(2019年2月末時点)。
リトアニア経済はロシアとの結びつきが強く、輸出先の2割以上がロシア向け、エネルギーの8割をロシアからの輸入に依存しています。そのため、ロシアの経済や制裁によって自国経済が左右されるリスクが高く、リトアニア政府はロシア依存からの脱却を図り経済危機への耐性を高めるべく、エネルギー調達先の多様化やEUの電力網への切り替えなどに取り組んでいます。
【貸付先BA社について】
本ファンドの貸付先となるBA社はリトアニア共和国(以下「リトアニア」)にて2009年に設立されたオンライン消費者金融事業者です。
リトアニア国内の個人向けに分割返済ローンを中心に提供しており、一人当たり貸付金額は100~2,000ユーロ、貸付期間は3か月から36か月にわたります。支店は持たず、サービスは全て自社ウェブサイトで提供しており、顧客数の約2/3をスマートフォン経由で獲得しています。AIシステムを活用した迅速な審査プロセスにより、ローンの申請から貸出実行まで15分で完結するスピードを強みとしています。
BA社スタッフ
【本ファンドの注意点】
通常弊社はファンドの貸付先となる事業者あるいは運営者のオフィスを訪問し、営業実態および管理体制を直接確認するプロセスを設けておりますが、本ファンドの販売時である2019年3月現在では、BA社オフィスを訪問しておりません。BA社がリトアニア中央銀行のウェブサイト上に登録金融機関として掲載されていること、2018年10月に当社がBB社グループのCFO及びBA社を所管する担当マネージャーと対面で面談し、事業内容やコンプライアンスおよびリスク管理体制などについて直接ヒアリングを実施したこと等を総合的に鑑み、事業実態および運営態勢に問題がないものと判断いたしました。なお、現地訪問は2019年5月を予定しております。BA社オフィスへの訪問を実施し次第、弊社ホームページ上にてご報告致します。
(本ファンドは、上記のとおり、BA社への貸付が主な事業となりますが、エストニアグループ会社は、ジョージアで個人向けに貸し付けられた短期ローン債権の買取とその回収事業も少額行います。)
本ファンドの特徴
商品性
【多国展開する金融グループの一翼を担うBA社】
親会社のBB社グループは、発展途上国などで既存の金融機関からサービスを受けられない人々にデジタル技術とイノベーションで金融サービスを届けること(金融包摂)をミッションに掲げる多国籍消費者金融事業者です。
2019年末現在、ロシア、ウクライナ、スペイン、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、モルドバ、ボスニア、マケドニア、リトアニア、インド、カザフスタンで消費者金融事業を展開しており、BA社はリトアニアでの事業会社です。なおBB社グループは、今後さらにセルビア、アルバニア、ポーランド、スウェーデンへの進出も計画しています。
【CEOからのメッセージ】
日本の投資家の皆様、本ファンドにご興味をお持ち頂きありがとうございます。
リトアニアは2004年に欧州連合(EU)に加盟し、2015年に欧州統一通貨ユーロ導入を果たしました。2012年以降は安定して年率2~3%の経済成長を続けています。
当社はリトアニア国内で個人向けローン事業を行っています。2009年に設立され、2016年A社グループの傘下に入ってからは急成長を遂げています。リトアニアでは、個人の借入総額は所得の40%までと規制されているため(2019年2月末時点)、金融事業者が過大なリスクを取らない仕組みになっています。このため、当社の貸倒率は現在3%以下に抑えられています。
今回日本の皆様のご投資を頂き、リトアニア経済の更なる発展に貢献したいと考えていますので、是非ご検討をよろしくお願いいたします。
投資スキーム
投資スキームについて
クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下、合同会社)はクラウドクレジット株式会社のエストニア子会社(以下、エストニアグループ会社)に対して貸付を行い、エストニアグループ会社はこの借入金を原資として次のふたつの案件に対して投資を行います。お客様には、合同会社のエストニアグループ会社貸付事業に対して出資いただきます。
案件① エストニアグループ会社は、リトアニア共和国の個人向けローン事業者(BA社)へ貸付を行います。
案件② エストニアグループ会社は、MintosというP2Pレンディングプラットフォームを介して、ジョージア(旧グルジア共和国)の会社Creamfinance Georgia LLCの取り扱う個人向けローンの購入を行います。資金需要の開拓、ローン審査・貸付及び管理・回収はCreamfinance Georigia LLCが行います。Creamfinance Georgia LLCは、東欧各地で個人向け貸付事業を行っているCream Finance Holding Ltd
グループの一社です。
※当社エストニアグループ会社から個人向けローン事業者(BA社)への貸付金利は10.0%です。また、BA社は融資アレンジメント料として融資実行額の1%を当社エストニアグループ会社に支払います。
※当社エストニアグループ会社は送金に際して取引銀行に対して所定の送金手数料を支払います。
※当社エストニアグループ会社が個人向けローン事業者(BA社)に対してユーロ建てで貸付するにあたり外国為替手数料等が発生します。
※当社エストニアグループ会社がクラウドクレジット・ファンディング合同会社に対して返済を終えて当社エストニアグループ会社に残った財産は当社エストニアグループ会社の収入となります。
ファンドに関する重要情報
1.当社(クラウドクレジット株式会社)は合同会社(クラウドクレジット・ファンディング合同会社)とエストニアグループ会社(Crowdcredit Estonia OÜ)の議決権を100%保有しております。また当社の代表取締役である杉山智行は、合同会社の代表社員である当社の職務執行者およびエストニアグループ会社のDirectorをそれぞれ兼務しており、両社の財務及び営業又は事業の方針の決定に関して影響を与える立場にあります。
2.合同会社およびエストニアグループ会社の主な経営・財務指標は以下のとおりです。
3.本ファンドに関する資金使途および事業計画の概要につきましては、本サイトおよび本サイトに掲載しております契約締結前交付書面等を参照ください。
4.本ファンドに関する出資金は、金融商品取引業等に関する内閣府令第125条その他の法令に定める基準に則り、合同会社が開設するファンドの種類別・号数別に開設する口座で分別管理を行います。
5.本ファンドに関連するリスクにつきましては、本サイトおよび本サイトに掲載しております契約締結前交付書面等を参照ください。また本ファンドの譲渡や中途解約は、匿名組合契約書に定める場合を除きお受けできません。
6.本ファンドの出資対象事業の概況等につきましては、合同会社の委託を受けた当社が、ウェブサイト(マイページを含む)に掲載する方法もしくは電子メールにて送付する方法により、お客さまにファンド報告書を交付してお知らせいたします。
7.本ファンドに関する運用手数料は、出資額の総額が募集金額に達しないまたはエストニアグループ会社に資金を貸し付け回収する事業が開始できないと判断したことを理由に、合同会社が匿名組合契約を解除した場合を除き、払い戻しはいたしません。詳しくは契約締結前交付書面をご確認ください。
提携会社
提携会社
クラウドクレジット・ファンディング合同会社はバルト三国を始めとした東欧地域で運用されている
MintosというP2Pレンディングマーケットプレイスを介してCream Finance Holding Ltd.(クリームファイナンス)の子会社Creamfinance Georgia LLC(旧称Crediton LLC)が取り扱う貸付に投資を実施します。
本ファンドの事業で貸付を受けるエストニアグループ会社は、エストニア・ジョージア・ラトビア・リトアニア等のオリジネーターが提供する貸付を取り扱うプラットフォームであるMintosを運営するAS Mintos Marketplaceと提携を行っております。
2016年2月現在、SEB投資銀行出身の最高経営責任者、会計事務所Ernst & Young出身の最高財務責任者を始めとする従業員数は13名、また、ベンチャーキャピタルより1百万ユーロの出資を受けております。
Rietumu銀行(バルト三国を拠点とした主要銀行のひとつ)をスポンサーとしてTechHub Academy
(イギリスをはじめとしたヨーロッパ地域を中心とした起業家のネットワーク)が開催したRietumu
FinTech Challengeではベストスタートアップ賞受賞、AltFi(クラウドファンディングなど新しい金融分野に特化した、イギリスのニュースサイト)によるWatch awardではRunner-Up for the Oneに選出、またThe European Fin Tech Awards にノミネートされるなど、欧州地域でMintosへの注目が集まっています。
本ファンドの事業で貸付を受けるエストニアグループ会社は、AS Mintos Marketplaceが運営するMintos経由でCream Finance Holding Ltdのジョージア(旧 グルジア)子会社Creamfinance Georgia LLC(旧称 Crediton LLC)が取り扱う貸付に対して投資を行います。Creamfinance Georgia LLCはCream Finance Holding Ltdがジョージアで展開するブランドのcrediton.geを運営しております。
Cream Finance Holding Ltdグループは2010年にラトビアで設立された、オンライン個人向けローンサービス事業者です。2014年にはベンチャーキャピタルより5百万ユーロの資金調達を行い、商品の拡充と新市場の開拓を進め、現在はラトビア・ポーランド・チェコ共和国・デンマーク・メキシコ・ジョージアで事業を展開しており、各国で上位のシェアを占めています。
また、同社ではJP Morgan、HSBC、コカ・コーラ、Google、Apple、Fujitsuなどといった企業で経験を積み、金融やマーケティング、IT分野に精通した社員が200名超(2016年2月現在)在籍し、技術面の強化やオペレーションの効率化などに取り組んでおります。
Cream Finance Holding Ltdは事業展開している国やローンの種類に応じて複数のブランドを展開しており、本ファンドでは、ジョージアで展開しているブランドのcrediton.geを運営するCream Finance Holding Ltdの子会社Cream Finance Georgia LLCが取り扱う貸付に対して投資を行います。
Creamfinance Georgia LLCはジョージア法の下に設立された有限会社です。
主なリスク
主なリスク! 貸付金および購入債権の回収リスク
本ファンドにおいて、クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下、合同会社)が貸付を行うエストニアグループ会社はリトアニア共和国の個人向けローン事業者(BA社)からの返済金および仲介業者であるAS Mintos Marketplaceを介して購入したCreamfinance Georgia LLCが貸し付けた債権の回収金を原資としてグループ会社貸付の元利金を返済します。そのため、資金需要者T社および購入した債権の債務者の信用力の全体的な悪化などでグループ会社貸付の回収が予想通りになされなかった場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされるおそれがあります。
! 仲介業者AS Mintos Marketplace、提携オリジネーターCreamfinance Georgia LLC、および当社グループの信用リスク
エストニアグループ会社は、仲介業者のAS Mintos Marketplaceを介して資金需要の開拓、審査・貸付及び管理・回収業務をジョージア(旧 グルジア)の会社であるCreamfinance Georgia LLCに委託します。そのため、AS Mintos Marketplace、Creamfinance Georgia LLC、クラウドクレジット株式会社グループ(クラウドクレジット株式会社、合同会社、エストニアグループ会社)が当該業務の遂行が困難ないし不可能となった場合に、本ファンドにおける収益の減少または費用の増加がもたらされるおそれがあります。
! 為替リスク合同会社はエストニアグループ会社に対してユーロ建てで貸付を行うため、お客様はユーロ/円の為替リスクを負うことになります。
! 法制度の変更リスク日本・エストニア共和国・リトアニア共和国・ラトビア共和国およびジョージア(旧 グルジア)において、本事業の遂行に影響を与える法制度(各国間における租税条約及び税制を含むがそれに限らない)が変更された場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされるリスクがあります。
! カントリー・リスクエストニアグループ会社の事業は、一つ目はリトアニア共和国の会社への貸付け、もう一つはラトビア共和国のプラットフォームを経由し、ジョージア(旧 グルジア)の顧客(債務者)を対象にして、ジョージアのオリジネーターに主な業務を委託して行われます。そのため、エストニア共和国・ブルガリア共和国・ラトビア共和国およびジョージアの政治経済情勢等の要因による影響を受けて本事業において想定外の費用または損失が生ずるリスクがあります。
! 元本損失のリスク上記記載のリスクに加え「契約締結前交付書面」に列挙したリスクによりお客様の出資金について元本の損失が生ずるリスクがあります。
過去の運用実績
「リトアニアオンライン金融事業者支援ファンド」シリーズの満期時運用レポート
公開中のレポートはありません
「リトアニアオンライン金融事業者支援ファンド」シリーズの運用状況報告
公開中のレポートはありません