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メキシコ、モバイルバンキングによる金融包摂への取り組み

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現在、世界中で約20億人がフォーマルな金融サービス(貯蓄預金、保険、ローン、送金等)へのアクセスがなく、貧困削減を妨げる要因の一つとなっています。この数字を2020年までにゼロにする、というのが世界銀行の目標の一つであり、これを金融包摂(ファイナンシャルインクルージョン)と呼びます。

近年、この金融包摂の分野で注目されているのがモバイルバンキングです。従来、途上国において農村等の遠隔地にフォーマルな金融サービスを届けるのは至難の業でした。道路、電気等のインフラが整備されておらず、人口密度も低いため、民間金融機関には相手にされず(ATMや支店の設置は不可能、もしくはペイしない)政府からも見放された地域でした。しかし、この問題を解決する可能性を持ったのが携帯電話による金融サービス、モバイルバンキングです。現在、途上国の遠隔地において、多くの人々が携帯電話を使って送金、貯蓄預金、ローン等の金融サービスを使い始めています。

例えばアフリカのケニアは好例です。ケニアでは、通信会社Safaricomと南アフリカの携帯電話会社Vodacom(主要株主はVodafone)が共同で、モバイルマネーサービス「mPesa」を開始。2013年時点で、mPesaによる資金移動はケニアのGDPの30%強にのぼっています。このmPesaのサービスは、近隣のアフリカ諸国(タンザニアやモザンビーク、南アフリカ等)でも広がってきています。

そのモバイルバンキングで今注目されているのが、中南米のメキシコです。メキシコは従来、金融サービスへのアクセスに関して、他の中南米諸国、ブラジルやチリ、ペルーと比べて遅れをとっていました。しかし、その情勢を覆すが如く勢いを増しているのがモバイルマネーです。実際、2011年から2013年にかけて、メキシコにおけるモバイルマネーのアカウント登録数はうなぎ上りです。

 

メキシコにおけるモバイルマネーアカウント登録数の推移

出典:IMF

そして先日、アメリカ、カリフォルニア発の金融テクノロジーベンチャー、GlobeOneがメキシコの大手金融機関、InvestaBankとBankaoolとの提携を発表 。従来の金融サービスと新たなテクノロジーの融合によって、現在銀行口座を持っていない55%のメキシコ人に金融サービスへのアクセスを届けようとしています。

 

GlobeOneのチーフマーケティングオフィサー、マイケル・ワルパーはこう話します。

「GlobeOneのグローバルなネットワークを使って、消費者は信頼できる金融サービスへアクセスすることができるようになります。と同時に、銀行は従来の銀行システムから取り残されてきた人々へ金融サービスを提供する新しいプラットフォームを手に入れるのです。」

 

このように、新たなテクノロジーを用いたユーザーフレンドリーなサービスが、従来金融サービスへのアクセスを持たなかった人達に提供されることで、資金ニーズは増大し、投資機会も増えるものと予測されます。

当社は、このメキシコのモバイルバンキングによる金融包摂を後押しし、現在資本へのアクセスがない人達の資金需要に応え、ひいてはメキシコの貧困の削減に貢献する事を期待しています。

 

出典:PWC Mexico (2015) Retail Banking in Mexico, Business Wire (2015) GlobeOne partners with InvestaBank and Bankaool to bring new mobile banking network to Mexico

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